2020.09.28

住宅を購入したい方に必見な「ローン控除」

賃貸ではなく、自分名義で所有する家である「マイホーム」ですが、一番のネックがその購入費用です。20年30年という年月をかけて、返済していくことがほとんどですが、その決断はそう簡単にはできないと思います。買ってからもメンテナンスが必要で、本当に払い続けられるかどうかなど、お金の面は特に心配なものだと思います。そこで便利なのが、「住宅ローン控除」という減税の制度です。10年間継続的に得られるので、使うのと使わないのとではかなりの差になります。さらに、これを利用できる方はおそらく、かなりの方が該当すると思われますので、もしご存知なければ是非チェックしてみてください。

所得税から住宅ローンの1%が控除される

住宅ローン控除とは、所得税からローン残高の1%が控除されて、還ってくる制度です。

一定の条件をクリアするとか、特定の設備工事、改修、リフォームなどをしたら、その年末に残っているローン残高の1%分が所得税から控除され、確定申告をすることで返還されます。
期間は10年間適用されます。

金額が多いほど、多く還付されますので、10年間で400万円分もの所得税が戻ってくるという方もいます。
※追記:消費税10%が適用される場合、
・住宅ローン減税を今の10年から13年と3年間延長されます
・延長3年間は、建物価格の2%を3等分した額、もしくは10年目までと同じ方法で計算した額のどちらか少ない方を適用

住宅ローン控除の仕組み

この仕組みが適用される条件は、「所得が3000万円以下」「返済期間が10年以上の住宅ローン」の2点です。
また現在では所得税だけではなく、地方税となる住民税も減税の対象となり、さらに最大控除額が総額で600万円まで引き延ばされています。

条件の2点は、かなりの方が該当すると思いますので、是非ともチェックしておいてほしい制度です。
ただ、そうは言っても、条件は決められているため、専門家に相談することがベストです。

住宅ローンの控除は専門家に相談

この制度を利用するためには、特定の工事をするなど、費用にかかわってくる条件が詳しく決められていますので、建てる時にきちんと確認する必要があります。
建てるところから、専門家と相談しながらしっかりと決めていきましょう。
また、この制度は一戸建てのみではなく、中古一戸建てや中古マンションでも適用されるものです。
自分で家を持つ事を検討しているのであれば、どなたでも適用される可能性がありますので、是非一度専門家に相談してみてはどうでしょうか。

北山建築編集部

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